「コミュニケーション」するパン
コミュニケーションとは「分かち合う」というスペイン語が語源。
私たちの経験、つながりからできる精一杯の
気持ちを、「美味しい笑顔」と共に、皆さまと分かち合いたい。
その笑顔は、一つのパン、そして食卓、家庭や私たちの住む町までを、同心円(コンセント)でつなげていく。
そのコミュニケーションの真ん中に、「私たちの手のひらから生まれるパン」があることに想いを馳せながら、
今日もパンを焼いていきます。
「何のためにより良いパンを作ろうとしているのか?」
ということを改めて考えてみました。
ということを改めて考えてみました。
ただ美味しいパンを作りたい。人を笑顔にしたい。。。
という思いだけで、自分でも驚くほどコツコツと
20年日々失敗と改善を重ねてきたことに気付きました。
パンは育てて作るもの。自分の作るパンは、自分そのもの。
いつまでもその時々で最大限のものを生み出し、出会いを求め、
新たな創造を求める場所(店)にしていきたいと考えています。

パン作りへの思い
求めるパンに合わせ小麦を複数ブレンドし、低温で14時間以上かけてゆっくり発酵熟成させています。
この製法は小麦本来の風味と旨みを十分に引き出すだけではなく、日持ちもよくします。
一つ一つの工程の中で生地と対話しながら育てていく。
育てる者と育つ物の対等な対話から生まれるパン作りをしています。