ポロック展 | concentmarket_new
2012/2/2

ポロック展

去る休日、名古屋に行ってきました。
どうしてもどうしても見たかったんです!これ!

今から60年くらい前にアメリカで活躍したジャクソン・ポロック。
今回名古屋と東京にしか来ない展示会でしかも月曜はお休みなので
かなりの強行スケジュールだったんですが、ほんとよかったー!
どんな絵かというと…みなさん一度は目にしたことがあるであろう…

こんなやつです。そうそう、絵の具を滴らせたようななんとも抽象的な絵。
みなさん知っていますか?なんでだかとっても好みなんですよね。
これが今回の目玉だったんですが、この絵はなんと数百億円!
それが結構、無造作に飾られてありました(^^;)
会場には人も少なかったし、目の前でゆっくり観賞できました。
よく「子供にも描けそう」なんて揶揄されるポロックですが、とんでもない!
目の前で見たらめちゃくちゃよかったです!構成もとても緻密です!
吸い込まれるような魅力があって、これ一点見るだけでも名古屋まで
来た甲斐がありました。

館内には巨大な小屋が造られていました。ポロックのアトリエを再現。
床に飛び散った絵の具やペンキ。これ自体がアート!?
こういった作品の数々が当時のアメリカで受けて、一気に頂点に躍り出た
ポロックでしたが、この手の作品はたったの数年しか描かず、
まったく違った作風にシフトしていきました。すると、
たちまち「退行」と酷評され、どんどん転落していってしまいます。
「もっとあなたらしいものを描けばいいのに」というような声に対して、
「ずっと同じことをやっていてどうするんだ」と言っていたようです。
そして、アルコール中毒で奥さんにも見放され、
車の運転中に事故に遭い、若くして亡くなりました。
なんだかとっても悲しい生涯だった…ような気もするんですが、
周りに非難されながらも、現状に満足せず前に進もうとする姿勢。
「かっこいい!!」と岩井氏。感銘を受けていました。
人の目を気にせずやりたいことをやるのって実はとっても
難しいことなんですよね。
こんな風に生きてみたいなぁ。
と時代を越えて教えてもらったような気がしました。
と相変わらずパンに関係のない話しでごめんなさい。
パンの話題あります!
珍しく岩井さんが「名古屋に行きたい店がある」と言うではないですか。
普段ほとんどパン屋さん見ないので私はウキウキで行ってきました!
名古屋「ポンレヴェック」というお店です。
ところ狭しといろんな種類のパンが並んでいました!
バゲットだけでもたくさん種類があるし、パンの宝石箱や~☆
楽しませていただきました。
で、評判のランチ♪

ルクルーゼの鍋ごと出てくるビーフシチューが有名なのですが、
私はブイヤベースいただきました。とても優しいお味でおいしかったです。
そしてパンが山盛りでてきます!神戸屋さんもびっくり!
おなかいっぱいで幸せ~。ごちそうさまでした。
長くなりました。ご静聴?ご静読!?ありがとうございました。

おまけ。名古屋テレビ塔